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パネル・DRAM不足深刻化も、韓国の大雪で


ニュース 電子 作成日:2010年1月5日_記事番号:T00020163

パネル・DRAM不足深刻化も、韓国の大雪で

 
 現在、需給が逼迫(ひっぱく)している液晶パネルやDRAMで世界シェア50%以上を占める韓国が、70年に1度とも言われる大雪に見舞われてこれら製品の生産や輸送に影響が出ており、供給不足がさらに深刻化し、一層の価格上昇につながりそうだ。5日付経済日報が報じた。

 市場調査会社、ディスプレイサーチの謝勤益副総裁は4日、「現在世界での液晶パネルの不足率は10~20%となっているが、韓国の大雪によってさらに不足が拡大する可能性があることは確かだ」と語った。ただ、具体的にどの程度の影響が出るかは、さらに確認が必要との見方だ。

 DRAMについて台湾の同業者は、「1日大雪となった程度では影響は受けない」としながらも、「しばらく続くようであれば、需給全体にダメージが生じる」との懸念を示した。