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力晶がQ4黒字に、10四半期ぶり


ニュース 電子 作成日:2010年1月5日_記事番号:T00020166

力晶がQ4黒字に、10四半期ぶり

 
 DRAM大手の力晶半導体(PSC)は4日、昨年12月の売上高が前月比3%増、前年同月比約4倍以上の55億1,500万台湾元(約161億円)となり2009年最高を記録するとともに、第4四半期業績が10四半期ぶりに黒字転換したと発表した。台湾DRAMメーカーでは初となる四半期ベースの黒字転換発表となった。5日付経済日報が伝えた。

 力晶はまた、12月売上高で台湾首位を奪回した。単月では11月に黒字転換した同社は、川下の需要回復や標準型DRAM価格の安定推移が追い風となり、財務の改善が進んだとみられる。なお、09年の年間売上高は前年比41%減の311億7,000万元だった。

 また、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)も同日、12月および年間売上高を発表した。

 南亜は12月、製造プロセス移行の影響で前月比18%減となったが、前年同月比では2.5倍となる49億6,400万元を記録。通年では前年比17%増の424億元だった。