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作成日：2010年1月6日_記事番号：T00020171
ジャフコ子会社、台湾で上場検討
台湾証券交易所の薛琦董事長は５日、日本の大手ベンチャーキャピタル、ジャフコの台湾子会社が台湾での上場を検討していることを明らかにした。６日付経済日報が伝えた。
薛董事長は昨年12月、日本企業向けに台湾株式市場への上場説明会を開き、ジャフコをはじめとするベンチャーキャピタルや投資ファンドの関係者と接触した。薛董事長は「日本の株式市場は最近数年振るわず、ジャフコは分散投資を検討している。今後台湾への投資を増やすとみられ、台湾子会社の代表が台湾での上場可能性を探るため、最近当方と接触した」と述べた。ジャフコ子会社の台湾上場が実現すれば、日本企業の台湾上場誘致に弾みが付くと期待される。
ジャフコは総資産5,500億米ドルで、3,383社に投資を行っており、海外の投資対象企業615社のうち31社は台湾系企業が占める。
