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09年消費者物価指数、過去最大の0.87%下落【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年1月6日_記事番号:T00020174

09年消費者物価指数、過去最大の0.87%下落【図】

 
 行政院主計処は5日、昨年12月の消費者物価指数(CPI)が104.61ポイント(2006年=100)で前月比0.45%のマイナス(季節要因調整後の数値は0.01%上昇)、年上昇率ではマイナス0.21%となったと発表した。CPIの前年同月比マイナスは11カ月連続で、昨年通年の平均下落幅も0.87%と過去最大を記録した。物価の下落要因として主計処は、昨年は野菜や果物が豊作となり値が下がったこと、および消費力不足、商店の値下げキャンペーンの影響を挙げた。6日付工商時報が報じた。
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 外食物価も昨年7月以降、6カ月連続で前年比マイナスが続き、マイナス幅はさらに拡大する傾向にある。教養・娯楽類の物価も、海外旅行、デジタルカメラ、コンピューター、テレビなどの値下がりにより、12月は前年比2.59%の下落となった。

 さらに魚介類、エネルギー価格などを除いた核心(コア)物価指数の年上昇率も12月はマイナス0.73%で7カ月連続の下落を記録した。

 一方、12月の卸売物価指数(WPI)は105.38ポイントで前月比0.19%上昇(季節要因調整後の数値は1.47%上昇)、年上昇率は5.55%と2カ月連続の上昇を記録したが、09年通年平均では8.74%のマイナスとなり、これも過去最大の下落幅となった。