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鴻海の液晶テレビ出荷、今年は前年比6倍も


ニュース 家電 作成日:2010年1月6日_記事番号:T00020188

鴻海の液晶テレビ出荷、今年は前年比6倍も

 
 6日付電子時報によると、鴻海精密工業は2010年、サムスン電子やソニーなどからの受注で、液晶テレビの出荷台数が1,200万台と、昨年の100万~200万台から6倍以上に伸び、冠捷科技(TPVテクノロジー)の1,800万台に次ぐ台湾2位の受託生産メーカーに浮上する見通しだ。

 観測によると、鴻海はこのほど、サムスンから40インチ液晶テレビを受注したとみられ、今年300万台の出荷が見込まれる。サムスンが液晶テレビ用パネルを昨年700万~800万枚調達したとされる奇美電子(CMO)が、鴻海傘下の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)と今春合併するため、鴻海は奇美電を通じて受注獲得に乗り出した結果のようだ。ただ、観測に対し鴻海はコメントを控えている。

 また、鴻海は昨年ソニーのメキシコ工場を買収しており、今年のソニー向け出荷は500万台が見込まれる。さらに、既存顧客のLGエレクトロニクス向けが200万台、米ビジオ(VIZIO)向けが100万~200万台とみられる。