ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

小麦農薬「マラソン」、残留基準0.5ppmに


ニュース 農林水産 作成日:2007年8月10日_記事番号:T00002020

小麦農薬「マラソン」、残留基準0.5ppmに

 
 行政院衛生署食品衛生処は9日、小麦粉、穀物、油脂、ビスケット類などの関連業者を招き、小麦の残留農薬問題について協議を行った。衛生署は小麦に有機リン系殺虫剤の「マラソン」の使用を認め、残留農薬基準を0.5ppm以下とする方針を示した。早ければ今月末にも実施する。

 衛生署は6月、8000トンの輸入小麦からマラソンが検出されたが、同殺虫剤の使用が認められていなかったため、通関できなかった。検出された残留濃度は0.3~0.67ppmだった。輸入業者は日本や欧州でのマラソンの残留農薬基準が8ppmである点を挙げ、0.5ppmという基準値は厳しすぎると反論したが、衛生署は譲歩に難色を示した。?