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高雄市、監視カメラ1万台整備へ【表】


ニュース 社会 作成日:2010年1月7日_記事番号:T00020200

高雄市、監視カメラ1万台整備へ【表】

 
 高雄市政府警察局は、5億台湾元(約14億5,000万円)の予算を投じ、今年6月までに市内各地に監視カメラ1万1,444台を整備する。これにより、監視カメラの設置密度は1平方キロ当たり74.5台となり、2位の台中市の2倍以上に達する。7日付蘋果日報が伝えた。
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 警察当局は「電子地図システムやナンバープレート認識システムなどと組み合わせ、事件発生時に直ちに犯人や犯行車両の特徴を割り出すことができる。犯人が高雄市内の監視網から逃れるのは困難だ」と胸を張るが、一部にはプライバシー侵害を懸念する声もある。

 高雄市には現在監視カメラ7,000台が設置されており、監視カメラ映像による犯罪検挙件数が2008年は205件、09年は278件と増加傾向にある。市内に1万569台の監視カメラ網を設置した台中市では検挙件数が700~1,000件に達し、優れた犯罪検挙効果を上げている。さらに大容量ハードディスクの採用で、映像の保存日数が従来の15~30日間から100日間に延びたことも犯罪捜査に役立っている。