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新型インフルワクチン接種、男子中学生が入退院繰り返す


ニュース 社会 作成日:2010年1月7日_記事番号:T00020201

新型インフルワクチン接種、男子中学生が入退院繰り返す

 
 新型インフルエンザ(H1N1)ワクチンを昨年11月に接種した台中市の中学3年の男子生徒が、その後体調不良から入退院を繰り返していることが分かった。この男子生徒は接種翌日に、頭痛、胸痛、けいれん、過呼吸症候群などの症状で入院しており、その後も数度の発作が出て今月5日に3度目の入院となった。7日付蘋果日報が報じた。

 男子生徒の母親によると、同時期にワクチンを接種した娘には問題がなかったが、男子生徒は発作を繰り返し、5日の受診時には胸の痛みから胸をたたいて足を踏み鳴らすほどで、精神安定剤も効かなかったという。見舞いに訪れた曽朝栄・台中市議会議員は「わずか5分の間に、男子生徒は2回もひきつけを起こして白目をむき、呼吸もできない状態だった」と語った。

 主治医の中国医薬大学附設医院小児感染科、林曉娟医師は「男児の過呼吸症状は精神的問題から引き起こされたもの」と説明、中区感染症疫情指揮センターは「ワクチン接種が心身に影響を与えた可能性は否定できない」と指摘している。