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ECFA、「両岸経済協議」に呼称変更


ニュース その他分野 作成日:2010年1月7日_記事番号:T00020202

ECFA、「両岸経済協議」に呼称変更

 
 馬英九総統は6日、今年中台間で締結を目指す「両岸経済協力枠組み協議(ECFA)」について、今後台湾では「両岸経済協議」という名称を使用すると発言した。漢字名称を使うことで意味を把握させやすくし、政策への理解と支持を広げる考えだ。対外的には従来通り英文の略称「ECFA」の使用を続ける。7日付蘋果日報などが報じた。

 総統府関係者はこれについて、自由貿易協定のFTA、金融覚書のMOUは国際的に広く使用されている一方、「ECFA」はなじみが薄く分かりにくかったためと説明した。

 ECFAとは一体何か、という疑問が市民から引き続き寄せられていることに対し馬総統は、「現在協議中のため具体的な内容は公表できない。しかし既に協議が始まっているため、今後行政院大陸委員会に対し、協議自体に影響しない前提で各段階の内容を明らかにするよう求めていく」と語った。