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09年の生保新規契約、国泰と富邦が過去最高【図】


ニュース 金融 作成日:2010年1月7日_記事番号:T00020207

09年の生保新規契約、国泰と富邦が過去最高【図】

 
 昨年の生命保険の新規契約保険料は、国泰人寿保険(キャセイライフ)が2,580億台湾元(約7,500億円)でシェアトップ、2位の富邦人寿保険が2,057億元だった。両社とも2,000億元の大台を超え、それぞれ自社の過去最高を記録するとともに、2社で市場全体の約半分を占めた。7日付経済日報が伝えた。
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 業界関係者によると、昨年は銀行の預金利率が極めて低く、定期預金より高利率が期待できる利率変動型年金保険などが、資産運用商品として人気を集めた。また、銀行などの販売ルートを強化したことも奏功したもようだ。

 国泰人寿の新規保険料は年初から右肩上がりの成長を続け、11月には285億元と単月での業界過去最高を記録した。12月もほぼ同額だが、最終決算後には11月を超え記録を塗り替える可能性があるという。

 富邦人寿は12月は前月比44%増の278億元で自社の過去最高、年間でも前年比60%と大幅成長した。同社はオランダ金融大手INGグループ傘下の生命保険会社、安泰人寿保険の合併で保険料収入を大幅に伸ばした。

 一方、3位の新光人寿保険は通年で24%減の682億元となった。今年は700億元を目指す。4位の南山人寿は通年で33.1%減の242億元だった。