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大億など自動車部品メーカー、輸出好調


ニュース その他製造 作成日:2007年8月10日_記事番号:T00002021

大億など自動車部品メーカー、輸出好調

 
 例年低迷期を迎える自動車部品メーカーの7月の業績は、日本や北米からの注文により好調を維持したもようだ。

 自動車用ライトメーカーの大億交通工業製造は今年上半期、台湾での新車の売れ行き不調の影響を受けて売上高は昨年より減少した。しかし7月に入り日本向けの新車用ライトを受注し、7月の売上高は昨年同期比5%増の3億2,000万元強(約11億5,000万円)となった。

 大手板金メーカーの瑞利企業も、北米からの板金加工の受注量が増え、7月の単月売上高は2億5,000万元を超え、昨年同期比31%の大幅増となった。

 毎年旧暦8月の「鬼月」には、自動車部品メーカーは組み立て工場の運転停止に合わせて1週間から10日間生産を停止するが、今年瑞利の高雄工場は、プレス部門は1班制、組み立て部門は2班制を維持する。大億交通は台湾向け製品のラインは停止するが、日本向け生産ラインは運転を続ける。10日付工商時報が報じた。