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台中精機、12月受注が過去最高に


ニュース 機械 作成日:2010年1月7日_記事番号:T00020212

台中精機、12月受注が過去最高に

 
 景気回復に伴い、工作機械メーカーの受注が好調さを取り戻している。大手の台中精機は12月受注が過去最高の60台に上った。7日付工商時報が報じた。

 許文治同社副総経理によると、今回の受注は主に台湾域内市場に製品を供給する、自動車・バイクメーカーや自転車部品メーカーのものが中心だ。北部のメーカーは中国での設備投資拡大、中南部のメーカーは既存設備の更新を進める傾向が強い。

 許副総経理はまた、海外市場では中国で自動車の内需拡大政策に伴い工作機械の需要が伸びていると指摘した。一方、東南アジアでも回復傾向がみられるものの、欧米市場は回復ペースが緩慢だと語った。

 昨年第1四半期は金融危機の影響で、月間の受注件数がゼロに落ち込むメーカーもあった。当時は受注から納品までの期間が1カ月以内と短かったが、最近は景気回復、およびファナックの工作機械用CNC装置の供給不足によって、少なくとも3カ月まで拡大した。