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アクトン、ベトナムでR&D合弁


ニュース 電子 作成日:2010年1月7日_記事番号:T00020219

アクトン、ベトナムでR&D合弁

 
 通信設備メーカーの智邦科技(アクトン・テクノロジー)は6日、ベトナム軍系の携帯電話キャリア、ベトテルと交換機、無線ネットワーク機器などの研究開発(R&D)を行う合弁会社を設立すると発表した。本社はハノイに置き、2月に正式に設立する。資本金は3,000万米ドルで、アクトンは30%を出資する。将来的には個人向け通信端末にも参入する。7日付工商時報が伝えた。

 ベトテルはベトナム3位の通信会社で、契約件数は2,500万件。昨年の売上高は29億米ドルで、カンボジア、ラオス、中米などにも進出している。今回の合弁では、ベトテルが販売網やブランドマーケティングで強みを生かし、アクトンは技術面やコスト削減面などでノウハウを提供する。

 アクトンは「ベトナム市場は中国の成長モデルをコピーすることが可能で、9,000万人近い人口を抱える点からも潜在性は大きい」と説明した。