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CULV機種が在庫一掃、値下げネットブック市場を圧迫


ニュース 電子 作成日:2010年1月7日_記事番号:T00020222

CULV機種が在庫一掃、値下げネットブック市場を圧迫

 
 宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)など大手ノートパソコンメーカーが、インテルのコンシューマ向け超低電圧(CULV)プラットフォーム搭載機種の在庫一掃に向けた値下げを進めている。エイサーの11.6インチ型のローエンド機種が1万6,800台湾元(約4万9,000円)まで値下げされ、ASUSやヒューレット・パッカード(HP)の10インチ型の低価格ノートPC(ネットブック)の価格も下回るほどで、消費者のネットブック購入意欲に影響することが予想される。7日付電子時報が報じた。

 ノートPC各社の値下げの背景には、インテルのノートPC向けデュアルコアCPU(中央処理装置)、「Arrandale(開発コードネーム)」とネットブック向けプラットフォームの第2世代「Pine Trail-M」搭載機種の出荷が1月中旬に控えていることがある。また、CULV機種の販売が昨年、期待していたほど伸びなかったことも一因だ。

 エイサーのほか、ASUSはCULV機種の全シリーズで2,000元以上の値下げを実施し、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)はハイエンド機種「SU7300」を2万1,000元まで引き下げた。