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新型インフルワクチン、接種後の死亡17例に


ニュース 社会 作成日:2010年1月8日_記事番号:T00020230

新型インフルワクチン、接種後の死亡17例に

 
 楊志良・行政院衛生署長は7日、新型インフルエンザワクチンの接種開始から2カ月半で、接種後に死亡した人が17人に上ったが、うち6人については、司法機関などの調べでワクチンとの因果関係がないことが判明したと発表した。8日付蘋果日報が伝えた。
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楊衛生署長は死者の冥福を祈るとして、記者会見場で深々と頭を下げた(7日=中央社)
 
 ただ、社会的に関心が高い台中市の7歳男児の死亡例については、結論が明らかにされなかった。同例を含む11人の死因は、特定にまだ時間を要する見通しだ。一連の死亡案件の発生を受けてワクチンの接種者数は減少を続けていたが、今月5日以降は1日当たりの接種人数が4万人余りまで回復しているという。

 楊署長は「接種人数が足りないと、集団保護力を発揮できない」として、早期にワクチン接種に応じるよう市民に呼び掛けた。

 死亡とワクチンの因果関係がないとされた6人は、接種後3~16日後に死亡しており、死因はA型レンサ球菌感染、心臓疾患、気管閉塞、腎臓疾患などと判明した。