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作成日：2010年1月8日_記事番号：T00020251
ＡＵＯ、3.5世代工場の閉鎖を検討か
８日付工商時報によると、液晶パネル最大手の友達光電（ＡＵＯ）は現在、生産ラインの調整を検討しており、将来的には中小型パネルの生産を生産効率の高い５世代工場に集中させる方針で、第3.5世代工場１基を閉鎖して生産を第４世代工場に統合する計画を既に進めているとの観測が出ている。
これについてＡＵＯ広報は「旧世代の生産ラインは今後稼働率が下がる可能性があるが、現時点で閉鎖は考えていない」と観測を否定した。
ただ、ディスプレイサーチによると、好調な大型パネルとは異なり、中小型パネルは特に携帯電話向けで需要が低迷しているもようだ。ＡＵＯが７日発表した昨年12月業績でも、大型パネルの出荷枚数は910万枚で前月比2.4％減にとどまったのに対し、中小型は同13.7％減の1,582万枚とオフシーズンの影響を強く受けているもようだ。
