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金融持ち株会社、7月の業績大幅向上


ニュース 金融 作成日:2007年8月10日_記事番号:T00002026

金融持ち株会社、7月の業績大幅向上

 
 台湾株式市場の上昇相場を受けて、金融持ち株会社は大部分が7月の利益を昨年同月比で数十パーセント以上伸ばした。

 国泰金融控股の李長庚策略長によると、傘下の国泰人寿(キャセイライフ)は、7月は配当金収入以外に株式投資利益が「数十億元」となり、単月の純利益は69億8,000万元(約250億円)、1~7月の純利益は231億元になったという。国泰金のこれまでの年間最高利益は2004年の298億2,000万元だが、今年は5カ月を残してすでに284億元に達しており、最高益更新はほぼ間違いない。

 富邦金融控股も今年1~7月の純利益は昨年同期比170%増の123億元で、昨年一年の利益84億元をすでに46%超えている。

 最近関心を集めている米国のサブプライムローン問題に関して、キョウ天行富邦金総経理(キョウは龍の下に共)は、同グループの債務担保証券(CDO)関連投資は約3~4億米ドルで、大部分が元本保証型の債務担保証券であるため、損失の恐れはないとしている。10日付経済日報が報じた。
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