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ビッグマック指数、台湾元は34%過小評価


ニュース 金融 作成日:2010年1月11日_記事番号:T00020270

ビッグマック指数、台湾元は34%過小評価

 
 英経済紙「エコノミスト」が6日、2010年の「ビッグマック指数」を発表し、米国でマクドナルドのビッグマックが3米ドル58セントであるのに対し、台湾では75台湾元(約2米ドル36セント)で、購買力平価(PPP)理論によると、台湾元の対米ドルレートは適正な値より34%過小評価されている計算になると指摘した。9日付蘋果日報が報じた。

 「ビッグマック指数」は、マクドナルドのビッグマックの各国・地域での販売価格を基に、PPP理論を用いてその国の通貨の対米ドルレートが過大または過小に評価されているかを算出する指数だ。

 台湾経済研究院(台経院)によると、通貨が過小評価される傾向にある国や地域では、外貨の準備高が増加し、輸出型経済となっている場合が多いという。今回の最新指数によると、アジア各国は前回より過小評価が進み、特に中国は49%の過小評価となった。