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シャネルの化粧品ブティック、台北101にオープン


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年1月11日_記事番号:T00020271

シャネルの化粧品ブティック、台北101にオープン

 
 仏シャネルは8日、台北国際金融大楼(台北101ビル)に約40坪の化粧品専門店「シャネル・フレグランス・アンド・ビューティー・プロダクツ・ブティック」をオープンした。同ブランドが化粧品と香水の販売エリア、スキンケアエリア、メイクアップスタジオをすべて備えた専門店を開設するのは世界初で、数千万台湾元(1元=約2.9円)をかけ設置された。若い女性や101ビルの売り上げの4割を占める中国人観光客などがターゲットだ。9日付工商時報が伝えた。

 同店では、正式オープンまでの1週間をプレオープン期間とし、メイクアップレッスンなどを開催したところ、多くの若い女性が受講に集まったほか、中国人観光客への香水販売も好調だったという。シャネルは今後、世界各地に同様の方式の化粧品専門店を展開する予定だ。

 金融危機以降、高級ブランド市場は欧米で低迷が続いているが、中台では昨年9月からプラス成長に転じ、台湾シャネルは2けた成長を遂げたという。同社の化粧品販売は台湾全土の百貨店など40カ所に拠点を展開し、特に高価格帯のスキンケア商品ではシェア3位内に入っている。