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自動車部品の東陽集団、年末賞与が完成車メーカー上回る


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年1月11日_記事番号:T00020275

自動車部品の東陽集団、年末賞与が完成車メーカー上回る

 
 自動車部品最大手の東陽集団は、昨年の輸出が好調だったことに加え、中国事業が黒字化したことから過去最高益を記録し、系列の東陽実業、台湾開億工業、開銘実業による春節前の年末賞与と業績賞与は合計で基本給の148日分(約4.93カ月分)に達した。自動車部品メーカーの賞与水準が完成車メーカーを上回ったのは今回が初めてだ。9日付工商時報が伝えた。

 自動車メーカー業界では、他社の賞与水準がまだ発表されていないものの、いずれも昨年を上回る実績が見込まれる。

 一方、裕隆日産汽車、中華汽車工業、国瑞汽車、台湾本田、福特六和汽車など完成車メーカー各社は、生産量が損益分岐点を上回る水準まで回復したものの、円高、ユーロ高の影響で利益が大幅に目減りした。裕隆日産汽車、中華汽車は業績が昨年を下回ったことを理由に、賞与水準を昨年並みの1カ月に据え置く。台湾本田も1カ月の賞与支給を見込む。