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義隆電子、中国企業を特許侵害で提訴


ニュース 電子 作成日:2010年1月11日_記事番号:T00020282

義隆電子、中国企業を特許侵害で提訴

 
 IC設計の義隆電子(ELAN)は8日、中国の蘇州瀚瑞微電子公司(PIXCIR Microelectronics)が、同社のタッチコントロールICに関する特許権を侵害しているとして米国で提訴した。証券会社は、「スマートフォンやパソコン製品へのタッチスクリーン機能搭載が急速に進む中、義隆は権益の保護に向け、積極的に訴訟に打って出ている」と指摘している。9日付工商時報が伝えた。

 義隆は「瀚瑞微のマイクロコントローラーが、タッチパネルまたはタッチパッドで複数の指の操作を同時に検出する技術に関し、当社の米国特許を侵害している」と主張している。

 同社は昨年4月、同技術に関する特許権侵害で米アップル社も提訴している。この件について義隆とアップルは来月11日に和解に向けた協議を行う。アップルからの賠償金が1億米ドルに達するとの見方も出ているが、義隆は「結果について話すのはまだ早い」とコメントしている。