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「新奇美電」の12月売上高、AUOを100億元上回る【表】


ニュース 電子 作成日:2010年1月11日_記事番号:T00020283

「新奇美電」の12月売上高、AUOを100億元上回る【表】

 
 3月1日の正式合併を目指し、統合作業を進めている液晶パネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)、奇美電子(CMO)、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)は8日、それぞれ12月の売上高を発表。3社合計で468億3,600万台湾元(約1,360億円)となり、現在最大手の友達光電(AUO)の371億400万元を100億元近く上回った。液晶テレビおよび液晶モニター顧客からの緊急受注により大型パネルの出荷が好調だったことが、オフシーズンによる中小型パネル出荷減を補った形だ。9日付経済日報が報じた。
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 「新奇美電」各社の12月売上高は、▽群創、161億2,500万元(前月比4.88%増)▽奇美電、287億3,600万元(同3.8%減)▽統宝光電、19億7,500万元(同8.77%減)──。

 群創の段行建董事長によると、現在、同社の大型パネル生産ラインはフル稼働で、2月の春節(旧正月)シーズンに向けた在庫補充効果を差し引いても1月の需要は予想以上に好調だという。

 なお、奇美電の昨年通年の売上高は前年比7.4%減の2,901億元、通年の出荷枚数は大型パネルが7,497万8,000枚で前年比18.6%の増加、中小型パネルが1億4,800万枚で前年比49%の増加となった。