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UMCの12インチ工場、生産能力増強を計画【表】


ニュース 電子 作成日:2010年1月11日_記事番号:T00020286

UMCの12インチ工場、生産能力増強を計画【表】

 
 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)の劉啓東財務長(CFO)は10日、12インチウエハー工場の受注が満杯のため、近く大規模な生産能力増強を行うと語った。ただ、UMCが茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)と接触し、プロモスの新竹科学工業園区(竹科)12インチ工場を50億台湾元(約145億円)で引き継ぐとの観測は、両社ともにノーコメントとしている。11日付経済日報が報じた。
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 UMCは近く、将来的には最大月産能力5万枚を見込む南部科学工業園区(南科)の新たな12インチウエハー工場「12B」で、まず月産能力1万枚の設備を搬入し、第3四半期から稼動させる計画とみられる。

 もう一カ所の12インチ工場の主力、シンガポール工場でも月産能力を3万1,000枚から4万1,000枚に引き上げる計画だ。

 経済日報によると、仮にプロモス竹科工場の月産能力2万枚を加えれば、月産能力10万枚の目標が達成でき、フル稼働となると50%以上の増収が見込めるほか、業界世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)との生産能力の差を縮めることができる。