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《新春特集》在台日系企業137社の分析による 「2010年春節賞与」(第3回:業態別分析)


ニュース その他分野 作成日:2010年1月12日_記事番号:T00020291

《新春特集》在台日系企業137社の分析による 「2010年春節賞与」(第3回:業態別分析)

 
●昨年の業態別の業績は?

 前回は「業種別」の業績をご紹介しましたが、今回は「業態別」の業績をご紹介致します。分類数は「製造」「小売、卸売」「サービス」「建設」の4分類となっています。
T000202911

 
 各業態での売り上げの伸びを見ると、「小売、卸売」は昨年より増収となっている企業が5割を超えるなど、業績回復の兆しが見えてきています。特に卸売よりも小売の方が回復している結果でした。
T000202912

 
 利益の伸びを見ると、「小売、卸売」では3割の企業が「10%以上の増益」になったのに比べ、「サービス業」では5割の企業が20%以上の減益と、厳しさが続いていることがうかがえます。


●業態別春節賞与支給月数
T000202913

 
 業態別の春節賞与を見るとサービス業の支給月数の平均は1.7カ月と他の業態より低くなっています(次頁参照)。

 昨年の春節賞与と比較してみると、全ての業態で賞与月数が微増となり、緊縮財政終了の兆しが見えてきています。

 業態別の年間賞与でも全般的に賞与支給月数は昨年よりも微増しています。

 第4回目は規模別の春節賞与分析をご紹介致します。


ワイズコンサルティンググループ代表 吉本康志

(図)