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作成日：2010年1月12日_記事番号：T00020300
TAITRA、中小企業２万社の中国貿易を支援
中華民国対外貿易発展協会（外貿協会、TAITRA）の王志剛董事長は11日、今年の中国大陸市場戦略の一環として、台湾企業が中国の内陸都市、農村市場に進出することを支援していく方針を示した。３年以内に中小企業２万社が中国市場への出荷を果たせるように努めていく。12日付経済日報が伝えた。
TAITRAは昨年９月に江蘇省南京市で「台湾名品交易会」を開き、中小企業の中国市場における販路拡大に成功した。今年はその経験に基づき、中国の地方４都市で名品交易会を開きたい構えだ。開催地は南京市、広東省東莞市、山東省が固まっており、４カ所目は重慶市が有力となっている。
王董事長は、今年の中国の戦略的新興産業が▽新エネルギー▽省エネ・環境保護▽電気自動車▽新素材▽新医薬▽生物育種▽情報産業──の７業種である点を挙げ、台湾の自動車部品、デジタル看板、グリーンエネルギー産業、医療器材、通信、環境保護設備の６業種で積極的な市場開拓を図る姿勢を示した。
