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作成日：2010年1月12日_記事番号：T00020301
台湾の投資環境、世界５位を維持＝ＢＥＲＩ【表】
米ビジネス環境リスク評価会社、ＢＥＲＩ社が世界主要50カ国・地域を対象にまとめた最新の「投資環境評価報告」で、台湾の投資環境は前回と変わらず世界５位（総合評価70ポイント）と評価された。12日付自由時報が伝えた。
台湾は評価項目のうち、「経営リスク」が66ポイントで世界５位へと１ランク上げた。ＢＥＲＩは「景気低迷と台風被害の影響を受けたものの、政府当局は構造改善計画を提示している」と評価した。また、「政治リスク」は61ポイントで前回より２ランク下げ世界13位だった。主に昨年９月の内閣改造によるものだが、与党が立法院の多数議席を占める状況は変わらず安定しているとの評価だ。
今回、台湾より上位だったのは首位から順に、スイス、シンガポール、オランダ、ノルウェー。ＢＥＲＩは、台湾は政局が安定し大きなリスクも存在しないとして、次回は評価が71ポイントの世界４位に上昇すると予測した。
