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MRT文湖線、またも異臭騒ぎ


ニュース 運輸 作成日:2010年1月12日_記事番号:T00020305

MRT文湖線、またも異臭騒ぎ

 
 台北MRT(都市交通システム)文湖線の南京東路駅で11日8時29分、車両が停車した際に焦げ臭いにおいが周囲に広がったことから、運行を緊急停止し、乗客約250人を避難させるトラブルが起きた。12日付蘋果日報が報じた。

 今回のトラブルの原因は、前回と同じく、ブレーキキャリパーの油圧が低下してブレーキパッドとブレーキディスクの間隔が狭過ぎる状態になったためとみられる。

 同様のトラブルは今月4日に発生したばかりで、1週間で続けて2回も同じトラブルが発生したことに対しては、「車両火災が起きなければ、問題解決に取り組まないのか」という厳しい批判も出ている。

 台北市捷運工程局によると、ブレーキキャリパーを製造した独クノールブレムゼ(KNORR)が既に10日、台湾に人員を派遣して装置の点検を行っているほか、システム担当のカナダ・ボンバルディア社に対し、車輪に取り付けられた温度感知センサーを調整して、過熱状態になれば即座に運行管制センターに通知されるよう改善することを要求した。