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メディゲン子会社、B型肝炎検査薬の販売許可取得


ニュース その他製造 作成日:2010年1月12日_記事番号:T00020308

メディゲン子会社、B型肝炎検査薬の販売許可取得

 
 基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)は11日、同社が63%を出資する上海浩源生技がこのほど、中国政府からB型肝炎の検査薬の販売許可を取得したと発表した。12日付経済日報が伝えた。

 メディゲンは前慈済医学院医学系主任の張世忠氏が設立した新興医薬品メーカーで、最近は上海浩源生技を通じ、中国での検査薬市場を積極的に開拓している。同社は昨年2月にもエイズ検査薬の販売許可を取得している。同社が中国で申請した販売許可は10件に上る。

 統計によると、中国のB型肝炎キャリアは1億人以上いるとされ、検査薬市場は年間10億台湾元(約29億円)に達すると試算されている。ライバル企業は5社以下で、メディゲンは一定のシェアを確保可能とみている。同社は今年、上海浩源生技からの利益貢献で黒字転換を目指す。