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台中港の09年貨物取扱量、基隆港超え2位に


ニュース 運輸 作成日:2010年1月13日_記事番号:T00020328

台中港の09年貨物取扱量、基隆港超え2位に

 
 台中港務局は12日、同港の2009年貨物取扱量が8,921万トン(前年比0.10%減)で、開港以来初めて基隆港を上回り、高雄港に次ぐ2位となったと発表した。08年末に中台海運直航が開放されたことが主因だ。今年は、台中港、基隆港から昨年開港した台北港への取扱貨物の移行が進むとみられ、高雄港を含む4大港湾の取扱量争いがさらに激化する見通しだ。13日付経済日報が報じた。

 統計によると、中台海運直航の開放後、台中港は地理的な優位性によって中台間貨物取扱量が平均17%増加。そのうちコンテナ貨物の成長率は15.27%だった。

 台中港によると、昨年の取扱貨物のうち増加したのは、▽危険物▽穀物類▽砂利▽鉱物類──で、減少したのは▽セメント▽燃料油▽石炭▽金属類▽スクラップ鋼▽積み替え貨物──となった。