ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北県、観光商圏計画を始動


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年1月13日_記事番号:T00020331

台北県、観光商圏計画を始動

 
 台北県政府はこのほど、各自治体が地域の特色を生かして、観光商圏を形成する「一郷鎮一商圏」計画を始動させた。13日付工商時報が伝えた。

 台北県内には碧潭、三峡老街、九份金瓜石、八里左岸、鶯歌陶瓷博物館など15の商圏が設定され、市場では毎年20億台湾元(約57億円)の観光収入を見込んでいる。県経済発展局は「観光商圏を通じて地方経済を活性化したい」と話している。

 県経済発展局は昨年、経済部に商圏改造計画の予算として、1,600万元の補助を申請し、県政府の予算と合計で2,500万元を投じた。この結果、三峡、十分、菁桐の古い街並みで商圏活性化事業が進められた。

 このうち、三峡鎮では古跡の祖師廟周辺で、名物のクロワッサンや伝統産業の藍染めを生かしたマーケティングを行い、地元商店会によると、週末にはこれまでの3倍に当たる1日当たり5万人が訪れるなど効果を上げているという。