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サヴィルズ台湾、プロパティマネジメント事業展開へ


ニュース 建設 作成日:2010年1月13日_記事番号:T00020333

サヴィルズ台湾、プロパティマネジメント事業展開へ

 
 総合不動産サービス大手、英サヴィルズ現地法人の第一太平戴維斯台湾(サヴィルズ台湾)は12日、台湾で購買・調達・物流・生産などを総合的に管理するプロパティマネジメント(資産管理)事業の展開に乗り出すと宣言した。既に台北MRT(都市交通システム)新荘線の行天宮駅と連結するビル「巴菲特」のマネジメント契約を獲得しており、今年はビル20件との契約を目指す。13日付工商時報が伝えた。

 サヴィルズ台湾の朱幸児総経理は、米国規格協会(ANSI)公認のプロパティマネジメント資格を持つ史経文氏を副総経理に迎え、同事業売上高を2年以内に同社全体の2割まで拡大したいと述べた。

 史副総経理は「台湾のプロパティマネジメント市場は、年間約1,000億台湾元(約2,900億円)の生産額が見込まれるが、現時点では大部分が清掃や警備などの業務にとどまっており、高い競争力を持つ外資は有利な事業展開が見込める」と自信をみせた。

 近年、シービー・リチャードエリス(CBRE)やサンダルウッド社など外資系の大手不動産コンサルティング会社が、ビル管理などのプロパティマネジメント事業で台湾市場に参入するケースが相次いでいる。