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南港タイヤ工場跡地開発、9月に着工


ニュース 建設 作成日:2010年1月13日_記事番号:T00020334

南港タイヤ工場跡地開発、9月に着工

 
 南港輪胎(南港タイヤ)が南港工場(台北市南港区)跡地に商業施設、観光ホテル、高級住宅などを建設する再開発計画について、同社幹部は12日、早ければ3月にも建設許可を取得し、9月に着工するとの予定を明らかにした。依然、開発業者および施工業者は未定だが、9月着工が実現すれば2014年には開発を完了できる見通しが高まる。13日付蘋果日報が報じた。

 同社幹部によると、開発計画には合計150億台湾元(約430億円)の資金が必要となり、うち100億元を自社で捻出、残り50億元を銀行融資あるいは現金増資でまかなう予定だ。その上で「計画は依然、あらゆる方面から検討中で、建設許可取得後の3月に董事会で決定することになる」と語った。

 ただ、計画はまず用地全体の約25%を占め、総床面積7万6,000坪に上る高級住宅地開発を先行させることが確定しており、予約販売を開始することで資金的な圧力を緩和したい考えだ。南港タイヤの林学圃・名誉董事長は、「同住宅地の坪単価は80万元以上」と発言しており、この価格を基に計算すると販売総額は150億元に上ることになる。