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作成日：2010年1月13日_記事番号：T00020336
工業用紙、１千元値上げへ
製紙大手３社の永豊餘集団、正隆紙業、栄成紙業は、工業用紙の原料となる米国からの輸入古紙価格が１トン当たり225米ドルと過去１年で最も高い水準まで値上がりしたことを受けて、今月中に工業用紙を１トン当たり1,000台湾元（約2,860円）値上げする。値上げ幅は８～９％となる。13日付工商時報が伝えた。
台湾の工業用紙市場は低迷が続いているため、各社は減産圧力にさらされている。昨年12月にも値上げが伝えられたが、需要不振により見送り、その代わりに１トン当たり500元の優遇割引の措置を取り消した経緯がある。
