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アパレルの台南企業と聚陽、今年は15%以上の出荷増に


ニュース その他製造 作成日:2010年1月13日_記事番号:T00020337

アパレルの台南企業と聚陽、今年は15%以上の出荷増に

 
 アパレル大手の台南企業と聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は、受注が昨年下半期から回復しており、今年の出荷量成長率はそれぞれ25%、15%増が見込めるとの予測が証券会社から出ている。ただ証券会社アナリストによると、アパレル製品の平均単価は年々低下しており、今年も5%下落が予測される中、各社利益は昨年から横ばいとなる見通しだ。13日付蘋果日報が伝えた。

 台南企業は昨年、受託生産で出荷量が15%減少(2,400万着)したが、顧客構成を見直したことで利益は上昇した。さらに昨年10月以降は粗利益率の高い冬物が利益を押し上げており、この傾向が今年2月まで続く見通しだ。

 聚陽実業は、今年第1四半期の受注量が、前年同期比で大幅成長しており、今後も米国顧客に受注回復傾向がみられ、年間を通じ成長すると予測している。今年の出荷量は過去最高となる820万~830万ダースが見込まれている。