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自動車購入、安全性より価格・外観を重視


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2007年8月10日_記事番号:T00002034

自動車購入、安全性より価格・外観を重視

 
 自動車の購入者は、車両の安全性よりも価格や外観を重視して選んでいることが、消費者研究機関の東方線上の調査で明らかになった。

 同調査は1,800ccから2,000ccの車を所有する25歳から44歳の600人を対象に電話で行ったもので、車の購買時に最も重視するのが、「合理的な価格(45%)」で、次いで「性能や馬力(30.3%)」「低燃費(29.7%)」「外観(26.8%)」と続き、「安全性」は5位の23.8%にとどまった。

 安全性設備で重要視するのは、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)などブレーキシステムが1位(92.7%)だが、実際は予算や外観重視のため、安全設備は後回しになっており、自家用車にABSなど補助ブレーキシステムを装備する対象者は47%にとどまった。

 この結果について10日付中国時報は、「10万人当たりの交通事故死亡率で台湾は20.8人で、米国の14.6人、日本の7人を大きく上回っている。しかし、車の購入は、格好良ければ命はどうでもいいようだ」と皮肉をこめて伝えた。