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自動車・二輪車
作成日:2010年1月13日_記事番号:T00020340
益通動能、雲林に電動バイク工場申請
太陽電池大手の益通光能科技(イートン・ソーラーテック)傘下、益通動能科技(イートン・パワーテック)が、雲林科学工業園区の1.2ヘクタールの用地に電動バイク工場を設置することを経済部工業局に申請している。益通動能の自社ブランド電動バイク「e-MO」は、工業局が昨年7月に発表した補助プランの適用第1号となっており、同社が提出した経営計画によると月産能力約1,000台で、台北や桃園など台湾北部を販売エリアに想定している。バイクの充電に関しては自ら出向いてサービスを提供する形を取る予定で、充電スタンドの設置補助は申請していない。13日付経済日報が報じた。
益通動能の「e-MO」はリチウムイオン電池を動力源とする電動バイクで、重量は約50キログラム。車高は155センチメートル以下で、シート部分の高さは75センチと、軽量で小型なデザインとなっている。昨年9月に安全テストを通過し、補助適用資格を受けている。今年中に1万台の輸出も目標とする。
政府の電動バイク補助プランで認証を受けたメーカーは1台に付き8,000~1万台湾元(約2万3,000~2万9,000円)の補助が受けられる。4年以内に市場規模を16万台まで拡大したい考えだ。