ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

AUO、価格操作で罰金3億ドルも


ニュース 電子 作成日:2010年1月13日_記事番号:T00020347

AUO、価格操作で罰金3億ドルも

 
 日台韓の大手液晶パネルメーカーが価格操作を行ったとして米司法省より反トラスト法違反で調査を受けた問題で、台湾メーカーで唯一和解していない友達光電(AUO)に科される罰金は、3億米ドルに上るという観測が業界で出ている。13日付工商時報が報じた。

 台湾メーカーで調査対象となったのは中華映管(CPT)、奇美電子(CMO)、AUOの3社だが、このうち中華映管は6,500万米ドル、奇美電は2億2,000万米ドルの罰金を支払うことで司法省と和解済みだ。

 調査が始まった2006年の奇美電の売上高が約1,870億台湾元(約5,360億円)で、AUOは2,931億元と1.57倍に上ること、および和解が遅くなるほど罰金が高額になることから、AUOは同社が支払いに準備している2億5,000万米ドルを上回る3億米ドルを科されるという観測になっている。この場合、台湾3社の合計罰金額は200億元を超える見通しだ。