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中国金融機関、台湾の銀行への出資上限5%も


ニュース 金融 作成日:2010年1月14日_記事番号:T00020358

中国金融機関、台湾の銀行への出資上限5%も

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)は、中国の金融機関が台湾の銀行(金融持ち株会社を含む)、保険会社、証券会社に出資する際の持ち株比率上限について、5%、10%、15%という3種類の案を検討している。14日付工商時報が伝えた。

 このうち、5%、10%とする案が有力で、銀行への出資上限は、台湾の銀行が中国の銀行に出資する際の20%よりも大幅に低く設定される見通しとなった。

 金管会はまた、銀行、保険会社、証券会社に対する出資上限を同一に設定する方針だ。

 銀行業界は中台双方とも、世界貿易機関(WTO)の規範に照らし、外資系銀行と同等の参入条件が適用されると期待していたが、金管会は慎重な姿勢を守った形だ。