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華映の売上高最高に、出荷調整が奏功


ニュース 電子 作成日:2007年8月10日_記事番号:T00002036

華映の売上高最高に、出荷調整が奏功

 
 液晶パネル大手の中華映管(CPT)は、第3四半期の液晶テレビパネルの減産が功を奏し、7月の連結売上高は148億3,000万元(約530億円)と創業以来最高を記録した。昨年同期比62%の大幅成長。注文は第4四半期まで伸びるとみられる。

 邱創儀総経理によると、第3四半期はモニターパネルの主力を20、22インチワイドスクリーンとし、ノートパソコンの出荷量も35%増やした。一方、液晶テレビパネルを17%減らすなど積極的に出荷量バランスの調整を行っており、第3四半期は前期比10%成長、平均粗利益率15~20%となると見ている。また、中部科学工業園区に建設予定の7.5世代パネル工場は、安定した顧客の確保を第一に、上流の戦略的パートナーとの共同投資によって計画を進める考えだとした。

 林蔚山董事長は先頃の業務説明会で、今年は単月の純利益が20億元を超える可能性もあり、フォトフレーム、タッチパネルなどの人気製品にも積極的に対応すると述べた。10日付経済日報が報じた。