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太陽電池メーカー、「今後2年で3分の1が淘汰」


ニュース その他製造 作成日:2010年1月14日_記事番号:T00020362

太陽電池メーカー、「今後2年で3分の1が淘汰」

 
 2012年には台湾の太陽電池メーカーの3分の1が吸収合併されるか、市場から撤退するとの予測を、光電科技工業協進会(PIDA)の陳婉如経理が13日示した。中央社が同日報じた。

 陳経理は、台湾は太陽電池メーカーの数が多過ぎ、シリコン系だけでも15社もあるほどで、大手以外は今後、合併や撤退の可能性があると指摘した。

 また、09年の太陽電池生産額の大部分を結晶シリコン型太陽電池が占めたが、金融危機発生以降、多結晶シリコン価格が下落しており、薄膜太陽電池メーカーの生き残りはますます困難になってきているとの見方を示した。

 なお、09年下半期は太陽電池産業のハイシーズンで、メーカー側の在庫消化と価格底打ちから、出荷が好転した。産業全体の同年第3四半期生産額は243億台湾元(約700億円)、第4四半期は255億元と好調が続いている。