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英華達のインサイダー取引、董事長ら起訴


ニュース 電子 作成日:2007年8月10日_記事番号:T00002037

英華達のインサイダー取引、董事長ら起訴

 
 英業達(インベンテック)系列で、携帯情報端末などを生産する英華達(インベンテック・アプライアンシズ)の経営陣によるインサイダー取引事件で、板橋地検は8日、張景嵩董事長ら10人を証券取引法違反の罪で起訴した。東森テレビ(電子版)などが伝えた。

 起訴された経営幹部らは昨年1月、携帯型デジタル音楽プレーヤーの「iPod」の受注が減少した事実を公表しないまま、手持ち株式を処分していた。3月に公表されると、同社株式は急落した。

 起訴状によると、張董事長は高値で自社株を処分し1,794万台湾元(6,460万円)の不当利得を上げたとして、懲役6年6月を求刑された。これを上回る4,000万元の不当利得が指摘された李家恩総経理は、最も重い同7年6月を求刑された。このほか、何代水副総経理兼上海子会社総経理、陳坤輝副総経理ら幹部が起訴された。

 英華達は経営陣が起訴された事態について、「会社業務は正常だ」とのコメントを発表した。