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作成日：2010年1月14日_記事番号：T00020371
ＣＣＬ価格が上昇へ、ＰＣＢメーカーの利益圧迫も
プリント基板（ＰＣＢ）の原料となる銅箔基板（ＣＣＬ）台湾最大手の南亜塑膠工業（南亜プラスチック）は、銅の国際価格上昇および川下ＰＣＢメーカーでの需要回復により、中国でのＣＣＬ販売価格を既に８％引き上げたが、台湾でも値上げを行うとの観測が出ている。台光電子材料（エリート・マテリアル）、聯茂電子（アイテック）、台燿科技（ＴＵＣ）なども今月末には10％値上げで追随することが予想され、ＰＣＢメーカーの粗利益を圧迫しそうだ。14日付経済日報が伝えた。
ＣＣＬメーカーによると、第１四半期は例年のオフシーズンにもかかわらず受注が好調で、さらに銅価格が上昇していることでＰＣＢメーカーは原料在庫の積み増しを積極的に行っているという。
