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50億ドルの台湾パネル調達、中国・国台弁が明言


ニュース 電子 作成日:2010年1月14日_記事番号:T00020374

50億ドルの台湾パネル調達、中国・国台弁が明言

 
 中国の大手家電メーカー9社が、友達光電(AUO)や奇美電子(CMO)、中華映管(CPT)など台湾メーカーから50億米ドル規模の液晶パネル調達を行うと報じられたことについて、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)は13日、「20日に北京で中国メーカーと台湾メーカーが契約を結ぶ」と表明し、報道が事実であることを明らかにした。14日付工商時報が伝えた。

 台湾パネルメーカーに対する、中国大手家電メーカーによる大型調達は、昨年5月の30数億米ドルの契約に続いて2度目となる。

 国台弁の楊毅報道官は、中国液晶パネル市場に占める台湾メーカーのシェアが昨年50%と一昨年の35%からに成長したことを挙げ、「台湾パネル業界は中国からの調達によって金融危機による低迷から立ち直り、稼働率を向上させることができた」と指摘した。