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作成日：2010年1月15日_記事番号：T00020393
阿痩皮鞋が中国市場進出、３年内に100店舗展開へ
紳士・婦人靴製造販売の阿痩実業は今年、中国での店舗展開を開始する。まずは上海や南京のほか、江蘇省の蘇州や無錫、常州、鎮江といった中堅都市を重要拠点とし、３年以内に100店舗まで拡大することを目指す。同社は、中国市場の開拓が今後の成長の最大の鍵となると見ている。15日付経済日報が伝えた。
同社は今年３～４月ごろに南京に事務所を設立し、第２四半期内に第１号店オープンを目指す。今年は20店までの拡大、売上高１億台湾元（約２億8,600万円）を見込んでいる。
今年はまた、売上高１億～３億元規模のブランドを持つ企業をターゲットに買収を進め、企業規模の拡大を目指す。原料価格の変動によるコスト増を抑えるための垂直統合や、海外革靴ブランドの代理販売または買収も狙う。
このほか、皮革製品デザイン部門を立ち上げ、財布やベルト、皮ジャケットなどの販売による売上比重を現在の５～６％から10％に引き上げることも目標だ。
