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台北市の都市計画「台北好好看」、12件が審議通過


ニュース 建設 作成日:2010年1月15日_記事番号:T00020396

台北市の都市計画「台北好好看」、12件が審議通過

 
 台北市政府は14日、一定審査を通過した企業の開発物件に通常より30~80%高い容積率を認める「台北好好看」プロジェクトの第1期審議結果を発表し、41件の申請のうち12件が認可された。うち1件は申請が取り下げられたため、認可された開発物件は11件となった。15日付工商時報が伝えた。

 台北市都市発展局によると、11件の内訳は、再開発案件が6件、新規開発案件が5件。このうち、忠泰建設と長虹建設による市民大道の再開発計画は80%の容積率優遇を獲得した。最高層の物件は大直地区の宜華国際観光旅館(36階建て)で、中国信託金融控股が台湾肥料の用地を借りて南港地区に建設する本部ビル(30階建て)がこれに続く。

 審査結果について、大華不動産鑑定士事務所の張義権所長は「11件のうち7件は上場企業のプロジェクトだ。容積率が平均で50%上乗せされるとして、物件の資産価値は50~60%増えると見込まれる」と指摘した。