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作成日：2010年1月15日_記事番号：T00020398
デジカメのアルテック、受注好調で春節休暇返上
デジタルカメラ受託大手、華晶科技（アルテック）の夏汝文総経理は14日、現時点で受注が満杯のため、来月の春節（旧正月）は創業以来初めて「休まない春節」になると表明した。今年の見通しについては、「年間を通じ、原料と人手不足の傾向が続くが、業績は前年を必ず上回る」とし、出荷台数2,000万台を目指すと語った。15日付工商時報が伝えた。
また徐善可・同社董事長は「昨年は富士フイルムからの受注に成功し、最大のサプライヤーとなるとともに富士フイルムの黒字転換にも貢献した」と自社の役割を評価した。
工商時報は「アルテックは従来３～４倍の光学ズーム機能の製品を主力としていたが、現在18倍製品の開発に取り組んでおり、ロー、ミドルエンド機種に加えハイエンド市場もターゲットに含めることになる」と指摘している。
また、受託生産だけでなく、昨年自社ブランドから発売した高性能カメラ搭載の携帯電話も好調なほか、自動車用モニターシステムも開発し、既に裕隆集団で採用されている。
