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工研院、サムスンを特許侵害で提訴


ニュース 電子 作成日:2010年1月15日_記事番号:T00020401

工研院、サムスンを特許侵害で提訴

 
 15日付電子時報が韓国メディアの報道を基に報じたところによると、台湾の工業技術研究院(工研院)が、サムスン電子に半導体、携帯電話、ディスプレイなどに関する複数の特許権を侵害されたとして、米国で提訴した。サムスン電子は同訴訟の提起を確認しているという。これについて李鐘熙工研院長はコメントを行わず、台湾サムスンは初めて耳にしたという反応だ。

 韓国「ETnews」によると、工研院はサムスン本社と米国支社を相手取り、米国南部のアーカンソー州西部地方裁判所で訴訟を起こした。うち5件は昨年10月19日に提訴。サムスンの特許侵害は故意によるとして、損害額の3倍に当たる賠償金と訴訟費用の支払いを求めているという。

 韓国の特許業界関係者は、工研院が勝訴すれば、サムスンが支払う賠償額は数兆韓国ウォン(1兆ウォン=約800億円)に上ると指摘している。