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携帯端末の華宝通訊、今年は50%増収を目標


ニュース 電子 作成日:2010年1月15日_記事番号:T00020402

携帯端末の華宝通訊、今年は50%増収を目標

 
 携帯電話端末の受託生産メーカー、華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)は14日までに、今年の売上高目標を前年比50%増の370億台湾元(約1,061億円)に設定し、スマートフォンの受注を拡大していく意向を示した。同社の昨年の売上高は248億元だった。15日付工商時報が伝えた。

 陳瑞聡同社董事長は「売上高に占めるスマートフォンの割合は今年は50%を超えるとみられる」と述べた。また、陳招成総経理は「既に確保している出荷先5社のほか、新規顧客が続々確保できる見通しだ。今年はスマートフォン躍進の年にしたい」と楽観的な見通しを示した。

 昨年の業績について陳瑞聡董事長は、「金融危機の影響は受けたが、スマートフォンへのシフトは影響を受けなかった」と指摘。陳招成総経理は「業績は予想を下回ったが、スマートフォンの出荷量、開発モデル数、顧客数はいずれも当初目標を達成した」と説明した。

 同社はLGエレクトロニクス、ヒューレット・パッカード(HP)、モトローラ、パーム、宏碁(エイサー)が主要顧客だ。