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「新奇美」の今年売上高、6千億元で業界トップに【表】


ニュース 電子 作成日:2010年1月15日_記事番号:T00020406

「新奇美」の今年売上高、6千億元で業界トップに【表】

 
 群創光電(イノルックス・ディスプレイ)は、奇美電子(CMO)、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)との3社合併で3月1日に誕生する新・奇美電子(英文名・Chimei Innolux Corporation)の今年の通年売上高について、昨年の3社合計売上高から27%増の6,033億1,000万台湾元(約1兆7,300億円)に達し、友達光電(AUO)を抜いて台湾液晶パネル業界で首位になるとみている。また、損益は約208億元の黒字を達成するとの予想だ。15日付工商時報が伝えた。
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 一方、証券会社は、新奇美電は2012年まで年間成長率10%以上を維持し、売上高は11年に6,800億元、12年は7,556億7,000万元と予測している。

 群創は3社の合併のメリットとして製品ラインナップの多様化と、顧客取引の再編による業務効率の向上を見込んでいる。今年は中小型パネルで出荷枚数2億~3億枚、シェア15%超の世界一を狙う。また、液晶モニターの出荷台数は前年比27.78%増の4,600万台が目標だ。