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コーヒーチェーンの85度C、味千中国が2%出資


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年1月18日_記事番号:T00020424

コーヒーチェーンの85度C、味千中国が2%出資

 
 コーヒーチェーンの85度Cはこのほど、中国全土で日本式ラーメンチェーン「味千拉麺」を展開する味千(中国)控股(味千中国ホールディングス)から持ち株率2%に当たる2億台湾元(約5億7,000万円)の出資を受けた。味千中国の潘慰総裁(CEO)は、市場や経営に関する情報交換など、緊密な提携関係を結ぶ計画だと語ったが、85度Cを展開する「美食達人」の呉政学董事長は「具体的な提携内容は明らかにできない」としている。18日付経済日報が伝えた。

 味千中国は、日本の重光産業(本社・熊本市、重光克昭社長)が経営する「味千ラーメン」を母体とし、現在中国で400店舗以上を展開。2007年に香港で上場している。

 一方、85度Cは中台および米国、オーストラリアに431店舗を展開。そのうち101店舗を占める中国で今年は、従来の倍のペースで店舗網を拡大する計画だ。中国での業績は、昨年上半期だけで10億元近くを売り上げ、利益は2億元を超えるなど好調ぶりを発揮している。

 なお85度Cは今年年末、台湾市場での株式公開(IPO)も計画している。